category:バトン・質問
しばらく書いてなかったんですが、これは確信犯です。
前回が見事に鬱日記だったんですが、それを撤回するような内容を書けないどころか余計ひどくなりそうだったんで自重してました。
正直気分はまだ晴れてないですがこれ以上の更新停止はまた怒られそうなんでやめときます。HPも更新したいんだけどな。
他にネタがないんでバトンの続きします。
前回が見事に鬱日記だったんですが、それを撤回するような内容を書けないどころか余計ひどくなりそうだったんで自重してました。
正直気分はまだ晴れてないですがこれ以上の更新停止はまた怒られそうなんでやめときます。HPも更新したいんだけどな。
他にネタがないんでバトンの続きします。
□キーワード8 【水】
初めて見る景色に、氷芽は目を瞬かせた。
「ホントに…沖縄の海と本土の海は違うよな」
「何を言っているんです。沖縄の海に勝るものはありませんよ」
「別に本土の方がいいって言ってるわけじゃないんだが…」
ここに連れてきた張本人である横の男に溜息をついた。
「単に海の色が違うな…って思っただけだ」
目の前に広がるのはエメラルドグリーンに近い紺碧の海。
しゃがんで掬った砂も白くて、感触も違う。
「砂の色も水の色も違う」
「この海にはサンゴ礁があります。そのせいで海の色が違って見えるそうですよ」
「この砂もサンゴに由来してるんだっけ?」
「ご存知でしたか」
少し拗ねたように返事をする木手がなぜか微笑ましく、クスリと笑みをこぼした。
「でも面白いよな。海はつながってるのに、場所によって見え方が違うなんて」
「…俺達もそのような関係になってみませんか?」
一瞬の沈黙の後にささやかれた言葉に、氷芽は顔をあげて木手の顔を見上げる。そこには頬をわずかに染めてこちらを覗きこんでくる木手の姿。
「それって…」
「まだわかっていないんですか?」
「私と貴女もつながっていたいと言っているんです。どのような形でもかまいません。海の正体である水にも決まった形はないのですから」
まさかのコロネ木手様。偽者というつっこみはなしな方向で。
初めて見る景色に、氷芽は目を瞬かせた。
「ホントに…沖縄の海と本土の海は違うよな」
「何を言っているんです。沖縄の海に勝るものはありませんよ」
「別に本土の方がいいって言ってるわけじゃないんだが…」
ここに連れてきた張本人である横の男に溜息をついた。
「単に海の色が違うな…って思っただけだ」
目の前に広がるのはエメラルドグリーンに近い紺碧の海。
しゃがんで掬った砂も白くて、感触も違う。
「砂の色も水の色も違う」
「この海にはサンゴ礁があります。そのせいで海の色が違って見えるそうですよ」
「この砂もサンゴに由来してるんだっけ?」
「ご存知でしたか」
少し拗ねたように返事をする木手がなぜか微笑ましく、クスリと笑みをこぼした。
「でも面白いよな。海はつながってるのに、場所によって見え方が違うなんて」
「…俺達もそのような関係になってみませんか?」
一瞬の沈黙の後にささやかれた言葉に、氷芽は顔をあげて木手の顔を見上げる。そこには頬をわずかに染めてこちらを覗きこんでくる木手の姿。
「それって…」
「まだわかっていないんですか?」
「私と貴女もつながっていたいと言っているんです。どのような形でもかまいません。海の正体である水にも決まった形はないのですから」
まさかの
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プロフィール
HN:
靖原 氷河
性別:
女性
職業:
学生
趣味:
読書・音楽鑑賞・弓道
自己紹介:
自他認める暴走型マシンガントーカー。
装備はやたら響く声と弓矢。
好物は果物・焼ビーフン・和風パスタ。
一人暮らしだが、部屋の中は友人いわく「腐ってる」。靖原としては本棚の漫画や文庫の増殖くらいでそんなこと言われたくないと思う。
装備はやたら響く声と弓矢。
好物は果物・焼ビーフン・和風パスタ。
一人暮らしだが、部屋の中は友人いわく「腐ってる」。靖原としては本棚の漫画や文庫の増殖くらいでそんなこと言われたくないと思う。
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